アデレード駅
Adelaide railway station

アデレード駅は南オーストラリア州都アデレードの玄関口となる、近郊列車のターミナル 駅です。

1856年にアデレードとアデレード港を結ぶ鉄道が広軌で開業しました。
最初の旅客列車は1856年4月19日にアデレード駅から出発しました。
1926年に現在の駅舎に建て替えられました。
1985-1987年の改装工事で現在の配線になりました。


駅正面玄関はノーステラス通りに対し斜め45度に向いています。


正面玄関を抜けると緩やかな下り坂になり、1フロア降りる格好になります。


ノーステラスに正面に向いている出入り口から駅に入る場合は階段を下りてコンコースを進みます。


駅改札階。
駅窓口や自動券売機、改札機が並んでいます。
天井が高く、半地下駅ですが窮屈さはありません。


改札機の上には路線ごとの発車案内が掲示されています。
自動改札機が導入されており、一番左の車椅子用の通路のみシドニーと同じ両開きタイプ(セントラル駅参照) が使用されています。
その他の改札機はバーが回転して一人ずつ通るテーマパークでよく見かけるものが採用されています。


チケット売り場です。
有人の窓口で切符を購入します。
アデレードメトロの切符はバス車内やコンビニでも購入できるため、アデレード駅で購入される切符はあまり多くなさそうです。
そのためか窓口の数も駅の規模の割に少ないです。


自動改札機。
テーマパーク等でよく見られる棒が回転して一人ずつ抜ける改札となっています。
なおIC乗車券メトロカードが導入されたため、現在は違うタイプの改札機に更新されている可能性が高いです。
南オーストラリア州において自動改札機はアデレード駅くらいにしか設置されていないかと思うくらい少ないです。


改札を抜けると、頭端式プラットホームに入ります。
全部で9番線まであります。
かつては12番線まであったようですが、1980年代の改良工事で現在の形になりました。


アデレード駅構内案内図。
わかりやすい簡単な構造です。


路線図
全ての路線がアデレード駅を起点としています。
現在はトラムの延伸等で変化しています。


頭端式プラットホーム
線路終端位置を手前から奥にずらして並べている配線のため、ホームが広く感じます。


線路終端部。
車止めには行き止まりを示す赤丸が描かれています。


天井と車止めに大きく番線案内が掲示されています。
各ホームにはLED式発車案内表示もあります。


改札口は線路端の1箇所のみのため、列車が到着すると全員が終端部の方へ進みます。

 

アデレード駅反対側。
アデレード駅構内に入る線路がずらりと並んでいます。


アデレード駅のすぐ傍にグレネルグトラムのアデレードレールウェイステーション駅があります。(写真左)


グレネルグトラムのアデレード駅は島式で、トラムの延伸で開業した新しい駅です。
以前は3駅離れたビクトリアスクエアが終点でした。




アデレード駅舎をバックに走行するグレネルグトラム


---PR---


TOP