SX編成
SXset

SX編成はオークランドの近郊輸送に使用された通勤用客車でした。
編成両側にディーゼル機関車を連結して運行していました。

SXはディーゼル機関車を編成両側に連結したプッシュプルで運行しておりました。
そのためかほとんど運用には入っておらず、走行を確認できたのは朝のイースタンラインの片道1本でした。
オークランド近郊区間の電化に伴い引退したと思われます。


SXはオーストラリアのクイーンズランド鉄道で1961年に運行を開始しました。
電車を客車化改造したような外観ですが、もともと客車として製造されました。 ブリスベンの近郊輸送で活躍していましたが、ブリスベンの近郊区間の電化が進むと共に客車列車は活躍の場を失いました。
SXはオーストラリアのトランスパースやタイ国鉄、ボリビア国鉄、そしてオークランドへ輸出されました。
なおクイーンズランド鉄道ではSXが現在も動態保存されています。

タイ国鉄で活躍するSX客車はこちら


朝の通勤時間帯に運用に入るSX
運行がMAXXに移った際に更新改造工事を受け、客用ドアやシートが交換されました。


ウェストフィールド駅隣の車庫に留置されているSX


SXの先頭車両を拡大。


1日のほとんどをウェストフィールド車庫で過ごすSX


予備車と思われる車両。


本線走行中の車内から撮影したSX


先頭車両を拡大。




なかなか遭遇することができなかったSX。現在はどこにいるのでしょうか…
※電車導入後、プケコヘ駅に客車のみ、ADKと共に留置されました。その後、タルマヌウイ駅に移動されました。


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