A set ワラタが走るまで
試作車編

ワラタ導入にあたり、試作車が2009年に作製されました。
この試作車は従来の近郊型車両と同じ4両1編成で、 後に8両1編成となるワラタの中で唯一の4両タイプとなりました。
2009年から試験を開始。

試作車は2012年時点でオーバーンの車庫に留置されていました。






4両編成の車両はこの車庫内で唯一この試作車だけです。


乗降扉には一般客の乗車を防ぐため、
ドア上部に PROTOTYPE(試作車)
ドア横に TRAIN IN TEST(試運転)
ドア窓に DO NOT BOARD(乗らないで下さい)
とステッカーが大きく貼られています。


ドア横下には
Reliance Rail
DownerEDI
HITACHI
のロゴが確認できます。


デッキ窓には
WARATAH FLEET (ワラタ編成)
SEAFETY AND RELABILITY TESTING(安全性と信頼性の試験)
のステッカーも確認できます。


車内は本来設置される転換クロスシートは無く、テスト用の機材が積まれていたかと思われます。


現役のワラタと並ぶ試作車。
外観に変更点はなさそうです。


この日は通電していましたが、走ることはありませんでした。



闇に浮かぶワタラプロトタイプ


A set ワラタが走るまで
甲種回送編

ワラタの車両鋼体は中国で製造され、船舶でニューカッスルまで輸送した後、 貨物列車としてEDIRAILの工場まで運ばれます。


ニューカッスルの港からは引込み線でハミルトン駅西側でハンターラインに合流します。
ハンターライン車内から撮影した、機関車に牽引されるワラタ。



ハンターラインに合流後、ハミルトン駅直前でセントラルコーストラインに転線します。
この短絡線はXPTやエクスプローラーも通過します。
線路手前がハミルトン、ニューカスル方面。
奥がハンターライン、ノース、ノースウェスト方面。
左がセントラルコーストライン、シドニー方面。



輸送車両は一旦ブロードメドゥー駅近くの留置線で停車。
一般列車を退避します。


アダムスタウン駅を通過する輸送車両。


中国では車両鋼体のみの製造のため、車両には”顔”がありません。
なお、中国から記念すべき最初のワラタが輸入された際は、報道公開を意識してかニセモノの顔が予め装着されていました。
だいたいアンパンマンのような感覚です。


幌は設置されておらず、妻面の貫通扉がそのまま見えます。
鉄道模型だとありがちな光景です。


付随車。
付随車は4、5両目に組み込まれています。
4+4の車両とドア位置を合わせるため、手前デッキが運転台分、他の中間車両より長くなっています。


こちらはモーター車。
デッキは前後同じ長さです。
座席類は既に設置されていました。


後ろからはディーゼル機関車が押しています。


連結器はアダプターを介して使用しているようです。
ワラタの運転台部分に積まれているものは、恐らく死重(車輪の空転を防ぐための重り)と思われます。




ゆっくりとアダムスタウン駅を通過していきました。


伝送機器等の組込みのため、カーディフ駅-コックルクリーク駅間にあるDownerEDI Railの工場に入場しました。


ここで”顔”も取り付けられます。
工場内ではたくさんの先頭車両鋼体とワラタの顔が並んでいる写真が、プロジェクトの公式サイトReliance Railにありました。


構内には、たくさんのワラタが確認できました。


A set ワラタが走るまで
試運転編

DownerEDIRailで完成したワラタは試運転を行った上で、営業運転に入ります。
営業前の試運転列車をシドニーセントラル駅で撮影しました。

行き先表示はSt Maryですが、試運転列車です。
行き先に試運転にあたる表示がないのかは不明。


駅での案内は「SPECIAL Empty Train」


ドアの窓には
PLEASE DO NOT BOARD(乗らないで下さい)
TRAIN IN TEST(試運転)
のステッカー。
試作車とは微妙に異なるステッカーが貼ってありました。


まだNSW州の花、ワラタのステッカー(もしくはシドニートレインのロゴ)は貼られていません。


しばし発車を待つ。


セントラル駅の時計台と一緒に。


車内に試験用の機材等はなく、最終確認の試運転と思われます。



この後、連結器横のフォグランプを交互の点滅させ、セントラル駅を発車しました。


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